更新 2023.04.11

学校長挨拶

 

 

令和5年度がはじまりました!

今年も隠岐水は挑戦を続けます

(隠岐水教育の柱は資格と実習)

 我々がかつて経験したことのない時代を迎え 新たな指導、学校行事の構築がもとめられています。模索しながらではありますが、今年度も隠岐水産高等学校はより質の高い水産・海洋系専門高校へと挑戦し続けます。

1.教育環境の再認識

漁業(航海)、機関、食品、栽培、の水産主要4分野、そして専攻科を設置し大型練習船をも有する本校はまさしく海のスペシャリストを育成するにふさわしい環境を有しています。

隠岐水教育の「わくわく感!」といえば、日本最大の練習船による日本一周航海、ハワイ航海。隣接する実習海面で漁業やマリンスポーツができる全国随一の実習環境。島内唯一の機械・電気・冷凍に関する海洋工学系教育。 全国一の缶詰生産量を誇る食品加工実習。 県内唯一の水産・海洋系生物を学ぶことができる栽培系コース。今年度も実験・実習を重視した授業を展開していきます。

 

2.生徒・教員・地域がともに成長する開かれた学校

全国に水産系高校は46校設置されております。というより全国46校しかないのです。そうした中隠岐水産高校の教育環境、教育内容は魅力満載です。今年度、隠岐水産高校には全国19の都府県と海外の日本人学校から167名の生徒が在籍しております。

隠岐水産高校は、地元(県内生)の生徒を大切にしつつ、島外生(県外生)を積極的に受け入れ互いに切磋琢磨する全国区の高等学校を目指します!

生 徒:入学してよかった! 成長を実感できる生活(資格・部活・実習)

保護者:入学させてよかった!子どもの成長と安心感 教職員への信頼

教職員:勤めてよかった! 指導力向上 生徒からの信頼 成長を支える喜び

地 域:支援してよかった! 学校の魅力認識、人材育成、地域経済の活性化

 

3.普通ではない高等学校を目指して!

私たちは普通(科)の教育をすすめているわけではありません。普通(科)ではない高校、水産・海洋分野に関する専門的学習や資格取得をとおして成長する学校を目指しています。

 

4.積極的な情報発信 見える化(Visual control)

学校の目標、学習などの活動実態を具体化し、学校は何を目指しているのか! 生徒はどう取り組んでいるか!担当教員だけではなく、全教職員、保護者、卒業生、地域、中学生にもご理解いただけるよう積極的な情報発信に努めます。

 

 今年度も本校教育に一層のご理解とご協力、併せてご支援をお願い申し上げます。

島根県立隠岐水産高等学校 

校 長  青山 顕紹   

 

校長室

校長室を新たに開設しました。ぜひお立ち寄りください。

校長室入り口

学校概要

【水産魂(熱・意気・団結)】
(昭和24年)

 

 昭和24年に、第27期卒業生の生徒が担任の森田勝男先生と共にラグビーを盛んに練習した。この時の「合い言葉」が 「熱・意気・団結」であり、これが全校に広がって水産魂となった。

 森田先生は函館水産専門学校(現北海道大学)卒の新進気鋭の先生で、在学中はラグビー部で活躍し「熱・意気・団結」は函館水産専門学校ラグビー部の合い言葉であった。


【校章(襟章)】
(昭和29年秋制定)

 昭和31年3月卒業の生徒が2年生と時(昭和29年4月)、島根県立隠岐水産高等学校となり26年間途絶えていた文集 「潮音」 を生徒会誌として再発行した。この表紙に描いたのが基となって、正式には市川忠雄校長が校章として製図した。

 星は水産高等学校の水を図案化したもので外側の三輪は「熱・意気・団結」の水産魂を兼ねて隠岐の三つ子の島を象徴している。「潮音」の編集長は、31年卒の松本一利氏(隠岐の島町)、表紙の図案は、同級生の秋津嘉昭氏(隠岐の島町)である。


【校歌】

 

教育方針

Ⅰ 校訓(目指す生徒像)

  1. 真理と正義を愛せよ
  2. 勤労と責任を重んぜよ
  3. 心身ともに、たくましく鍛えよ

 

Ⅱ 教育目標

  1. 水産・海洋教育をとおして、豊かな人間性と人格の形成を図り、地域社会に貢献する人材を育成する。
  2. 水産・海洋関連産業に関する、専門的知識と技術を身につけた人材を育成する。
  3. 心身ともに逞しく鍛える教育活動を実践し、勤労意欲、責任感、正義感の旺盛な人材 を育成する。

 

Ⅲ 目指す学校像

  1. 生徒がいきいきと活動し 魅力と活力ある学校
  2. 地域に貢献し 地域に必要とされる学校
  3.  


 

Ⅳ 本年度の重点努力目標

  1. 生徒が自ら意欲的に取り組む学校生活の展開
    1. ①学びへ誘う授業を展開し、基礎学力の定着と学力の向上を図る。
    2. ②基礎・基本を重視した授業・実習の充実に努め、幅広い専門知識の定着を図る。
    3. ③複数の資格取得や上級海技士資格取得を目指す。

  2. 社会人として必要な資質の育成と基本的生活習慣の育成
    1. ①自己有用感・自己肯定感・自己指導能力を育成し、基本的生活習慣の定着を図る。
    2. ②生徒一人ひとり個性や適正・能力の多面的理解に努め、計画的かつ組織的な生徒指導 ・寄宿舎指導を実践する。
    3. ③部活動・生徒会活動を活性化し、規律正しい高校生活を目指す。

  3. 望ましい勤労観の育成と進路指導の充実
    1. ①生徒一人ひとりの適正・能力に応じた計画的なキャリア教育・職業教育を推進する。
    2. ②生徒・保護者へ時宜を得た進路情報を提供し、早期の進路目標実現を図る。
    3. ③水産・海洋関連産業の新規開拓ならびに地元を中心とする企業との連携により、関連産業への就職を推進する。

  4. 人権教育、道徳教育、特別支援教育を根底に据えた教育活動の推進
    1. ①校内組織および支援体制を充実し、研修や啓発など計画的な取り組みを行う。
    2. ②あらゆる教育活動をとおし、人権意識と共生意識を育み、社会性を身につける。
    3. ③生徒個々の状況把握に努め、保護者や特別支援学校等と連携した取り組みを行う。

  5. 水産・海洋教育を担う学校として、魅力と活力ある学校づくりの推進
    1. ①地域や行政との連携をより一層深め、地域に貢献する積極的な活動を推進する。
    2. ②魅力ある教育活動を積極的に情報発信し、生徒募集に努める。
    3. ③学校の持つ教育資源を積極的に活用する取り組みを推進する。

 

学級編成・生徒数

更新 2023.04.01

1.生徒数

学科

学年

本科

学科

学年

専攻科
1年2年3年小計1年2年小計
【40】【40】【40】 【10】【10】
海洋システム科 25 26  30 81  漁業科 12
(1) (2) (3) (6) (0)(1) (1)
海洋生産科 22 2125  68 機関科
(7) (6) (11) (24) (0) (0) (0)
47  47 55  149 11 18 
(8) (8) (14) (30) (1) (0) (1)
合計 167 (31)

【 】は定員数 (内数)は女子生徒数

2.教職員数
区分校長教頭教諭養護
教諭
常勤
講師
実習
教員
事務
職員
学校
司書
非常勤
講師
その他
職員
合計
現在数11 201 5 1 10 10  59

カリキュラム

  • 令和4、5年度入学生
  • 令和3年度入学生
  • 学校案内「めざせ海のスペシャリスト」

    校内配置図